監督:根岸吉太郎出演:松たか子 浅野忠信 室井滋 伊武雅刀 広末涼子 妻夫木聡 堤真一
製作国:日本 上映時間:114分
松たか子の演技が光る作品です。
自殺未遂を繰り返し、破滅的な生き方をした作家・太宰治。その作品には人間の本性に切り込んだ深い内容が多く、なんだかとっつきにくい印象を受けてしまうのですが・・・この映画では太宰の短編「ヴィヨンの妻」をベースに他の作品の様々なエッセンスが盛り込まれていて、夫婦の愛の姿を感動的に描いています。
常に死を考え、大酒飲みで浮気者の太宰治自身とも言える大谷役を浅野忠信が見事に演じていますが、それ以上にそんな夫に翻弄されながらも明るく気丈に振舞う佐知役を松たか子が実に生き生きと魅力的に演じています!
脇を固める出演者も豪華で、その演技が場面場面でのキーポイントとしてこの作品をより深みのあるものにしてくれています。
“生と死”という重いテーマを夫婦の愛の絆を軸に描き出し、生きることの意味、そして愛のあり方を問いかけてくれる精神性の美しさが感じられる心に残る印象的な作品でした。
お得度:+800円 汽車や車、アーケード街などのセットも戦後の復興期の時代を上手く再現していて、こちらも見所の1つになっています。
公式サイト:ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
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